虫歯の治療は早期発見・早期治療が大切です。痛みを感じたら、ではなく痛みがない時からの予防が大切です。虫歯が進行すると歯の根っこにまで炎症を起こし痛みが強くなってしまいます。虫歯に感染した歯の根っこは根管治療で根っこを取り除く必要があります。しかし、根っこを取り除くと、その後、虫歯になっても痛みを感じないため、より予防が大切です。

歯周病は歯ぐきや歯を支える組織が細菌により炎症を起こしてしまいます。歯ぐきの炎症が進行すると、顎の骨を溶かし歯を支えることができなくなってしまいます。細菌により誤嚥性肺炎をはじめ糖尿病、認知症など様々なトラブルにつながります。歯周病の治療は定期的な健診とクリーニングで予防していきましょう。

入れ歯やセラミック・ジルコニア治療は補綴（ほてつ）歯科といいます。補綴歯科にはクラウン、ブリッジ、部分入れ歯、総入れ歯、インプラントなどがあります。「入れ歯が合わない」といった相談も多く受け付けています。入れ歯が合わないと、毎日の食事も美味しくありません。私は、大学院で補綴を専門に４年間学んできました。学びと実践の中で、改めてですが患者様には以下のことをお伝えしています。「歯の治療には費用がかかります。患者さまが自分に必要だと考える費用の中で、最善の治療を行っていきます」。補綴歯科でお悩みの方のご相談はお気軽に。

セラミック治療・ジルコニア治療は、欠けた歯への被せ物や詰め物にセラミックやジルコニアを用いて、金属色を取り除き自然な歯を演出する治療法です。セラミックは自然な見た目で、他の歯になじみやすい特徴があります。ジルコニアは、強度、耐久性が高く奥歯にも使用できるのが特徴です。入れ歯治療と同様、どの素材を使い、どのような治療方法を進めるかによって、費用が変わります。お気軽にご相談ください。

小児歯科は２歳６カ月をきっかけにスタートするのがベストです。できれば４カ月に１度くらい、公園帰りや買い物帰りにでも立ち寄って、お子さまの歯の状態を健康に維持しましょう。私も3人の娘を育てる父親として色々、苦労してきました。歯磨きを嫌がるお子さまには、スマートフォンを見せたり、おもちゃで遊ばせたりして、歯磨きから意識を逸らすことがコツです。困ったことがあれば、お気軽に相談を。そして歯科検診は子どもだけでなく、パパやママ、年をとっても、いつでも定期的に受けて、口の中の健康を守っていきましょう。

ホワイトニングとは、薬や病気、加齢などによって着色・変色してしまった歯を白い歯に戻すこと。処置の方法は症状によって異なります。一度、ご相談ください。